ヴィンテージとは


ワインのラベルに記された年号をヴィンテージといい、
そのワインの原料となったぶどうが収穫された年を表わしている。

ワインの質をイメージするうえで、このヴィンテージは
大切なポイントとなる。
なぜなら、農作物であるぶどうは天候によって
作柄が大きく左右されるため、常に良質のものができるとは限らない。
したがって、ぶどうのみを原料としてつくられるワインも、
年によって品質に差が出てくるからである。

質の高いワインは、やはりぶどうの当たり年にできることが多い。

何年にはどの地域のぶどうが当たり年だったかを知るには、
ヴィンテージ・チャートが便利である。
ヴィンテージ・チャートは毎年フランスやドイツの
ワイン製造業者などが新酒を利き酒して作成している。

しかしヴィンテージ・チャートは、あくまでも参考資料として
見るに留めたい。
多分に主観的であるし、またワインの仕上がりは天候だけでなく、
畑のコンディションや醸造者の手腕によっても違ってくるからだ。
作柄のよくなかった年でも、優れた醸造技術でカバーして
良質のワインをつくることは、大いに可能である。

シャンパンやテーブルワインなどのように数種のワインを
ブレンドしたもの、またポートやシェリーのように
ブランデーなどの蒸留酒を加えたものは、基本的にヴィンテージが
明記されていない。

しかしシャンパンとポートは、当たり年のぶどうだけを使って
醸造された場合にのみ、ヴィンテージが表示される。
それぞれ「ヴィンテー・シャンパン」、「ヴィンテージ・ポート」
と呼ばれ、高級なワインである。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。