ワインの種類


■ワインはぶどうの醸造酒

ワインとは、ぶどうの搾り汁を発酵させてつくる醸造酒のことで、
ラテン語のヴィヌム(vinum・ぶどう樹)が語源。
ビールや日本酒も同じく醸造酒の仲間である。

これに対して、ブランデーやウィスキーのように
原料を発酵させた後、さらに蒸留してつくる酒を蒸溜酒、
またカクテルの材料としてお馴染みのリキュールのように、
醸造酒や蒸溜酒に種々のエキスを加えたものを混成酒という。

■ワインの分類

[色による分類]
赤ワイン、白ワイン、ロゼワインに分かれる。
色の違いは、原料であるぶどうの品種と
ワインの製造方法によるもので、赤とロゼは黒ぶどうから、
白は白ぶどうからつくられる。
またフランスのジュラ地方には、
独特の黄ワイン(ヴァン・ジョーヌ)がある。

[味による分類]
辛口から甘口までさまざまなタイプがある。
辛口といってもワインの場合はヒリヒリするホットな辛さのことでは
なく、甘さを感じないドライな辛さをいう。

おおむね、食中酒には赤も白も辛口が好まれ、デザート用のワインには
白の甘口が好まれる。

[熟成期間による分類]
ワインがウィスキーなど他の酒と大きく違うのは、製造過程で
瓶詰めされた後、瓶の中でもさらに熟成を続けるという点である。
シャトー・ラトゥールのような長期熟成タイプのワイン
(クラシック・ワイン)は、10年〜20年という長い熟成期間を
経て、やっと本来の風味を発揮する。

反対にあまり熟成させず、ぶどうの収穫から数年以内に飲んでしまう
早飲みタイプのワインもある。
有名なボージョレ・ヌーヴォーは9月にぶどうを収穫し、
その年の11月に飲み始める早飲みタイプの代表である。

[製造法による分類]
製造方法の違いにより、大きく次の4つに分類される。

 1.スティル・ワイン
 通常私たちがワインと呼んでいるもので、発酵過程において生じた
 炭酸ガスを残していない、非発泡性のワインを指す。

 2.スパークリング・ワイン
 炭酸ガスの入った発泡性のワイン。
 代表格は、ご存知シャンパン。

 3.フオーテイファイド・ワイン
 発酵途中でブランデーなどアルコール度数40度以上の
 蒸溜酒を加えて発酵を止め、味にコクを持たせるとともに、
 アルコール度(酒精)を高めたもの。
 酒精強化ワインともいい、スペインのシェリーや
 ポルトガルのポートが有名である。

4.フレーヴァード・ワイン
ワインの中に薬草や香草類、果実、蜂蜜などを添加して風味付け
したもの。
アロマタイズド・ワインともいう。
イタリアのヴェルモットやスペインのサンダリア、ギリシアの
レツィナなどが代表的。
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